いまちず!

今、地図を広げよう! 地図好きによる、街のこと、旅のこと、乗り物のこと。

ハイオクとレギュラー、ちゃんと違いを言える?

 

f:id:d-naka07:20160220010411j:plain

こんにちは!

皆さんはガソリンのハイオクとレギュラーの違い言えますか?

ハイオクのほうがちょっと値段が高いですよね、ではその差はなんでしょうか。いつもイマイチ答えられないので、この機会にしっかり調べてみました。

違いはオクタン価

結論から言いますとレギュラーとハイオクの違いは “オクタン価” の違いです。

オクタン価とは、ガソリンののエンジン内での自己着火のしにくさ、ノッキングの起こりにくさ(耐ノック性・アンチノック性)を示す数値のことです。オクタン価の数値が高いほどノッキングが起こりにくいです。

では、ノッキングとは何でしょう?ノッキングとは、一般的にはピストンエンジンがキンキン・カリカリなどと金属性の音や振動を発する現象全般を指します。ノッキングが少ないほどエンジンが安定して稼働するのです。オクタン価の数値が高いガソリンを使えば、ノッキングの起きる可能がより減るといえます。

ハイオクとは

ハイオクとは、このオクタン価が96.0以上のガソリンとJIS規格で規定されています。JIS規格では「1号ガソリン」といいます。「ハイ‐オクタン価」の略で一般的にハイオクと言っています。ガソリンスタンド各社では、プレミアガソリンの位置づけであり「ENEOSヴィーゴ」や「Synergy F-1」「Shell V-Power」などの商品名で呼ばれています。

レギュラーとは

レギュラーガソリンはオクタン価がJIS規格で89.0以上のガソリンです。JIS規格では「2号ガソリン」といいます。

レギュラーよりもハイオクの方が性能が上になります。ですので、レギュラーガソリン仕様車にハイオクガソリンを入れても問題ありません。しかし、高いオクタン価に合わせて設計されているハイオクガソリン車にレギュラーガソリンを入れることは、車の性能にガソリンが追い付いていないわけですので、エンジンの性能を保証できない状態となってしまうのです。

とはいえ、エンジンが故障してしまうかと言えばそうではなく、エンジンの性能が十分に発揮できない状態となってしまうということです。

オクタン価の規格

オクタン価の数値はJIS規格の変遷によって数値が変わっています。今のハイオク96以上、レギュラー89以上に決まったのは1986年のこと。昔はオクタン価の数値が72とかなり低かったのです。その後、ガソリンの精製技術が向上してきたことで数値が上がってきました。

  • ハイオク=1号ガソリン:72(1952年)⇒80(1958年)⇒90(1961年)⇒95(1965年)⇒96(1986年から現在)
  • レギュラー=2号ガソリン:65(1952年)⇒75(1958年)⇒80(1961年)⇒85(1965年)⇒96(1986年から現在)

日本ではJIS規格で規定されていますが、世界では各国によって数値は異なっています。レギュラー、ハイオクのオクタン価数値が日本と同じではないのです。

 

車の性能の向上とともにガソリンも中身が変遷しています。何気なくハイオクは10円高いんだよな、、、と思っているかもしれませんが、それだけ性能差があるということです。