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参議院選挙2016、宮城県選挙区についてのおさらい

 

こんにちは!

第24回参議院議員選挙がいよいよ7/10(日)に投票日です。

そこで、仙台のある宮城県選挙区について、改めておさらいをしてみます。知識として少しでも知っておけば、今までよりも政治に興味を持つきっかけになるかもしれませんよ。

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そもそも参議院議員選挙の仕組み

参議院定数242名で、議員の任期は6年です。但し、今回の選挙で全員が一斉に選挙をするわけではなく、半数の121名が選挙の該当数となります。残りの121名はちょうどあと半分の任期3年が残っています。そのため、この次は3年後に今回選挙をしなかった議員の選挙が行われます。ですので参議院選挙は必ず3年毎に選挙がおこなわれるのです。

ちなみに衆議院であるような解散総選挙という仕組みも存在しないので、3年毎の間隔がずれることはありません。

宮城県選挙区の定数

定数とは選挙区にあたえられた議員数のことです。

宮城県選挙区の定数は合計で2名ですが、参議院の選挙は半数改選ですので、参議院選挙2016の当選者は1名となります。

今回の選挙はこの当選者1名の枠を3名の候補者で争っているという状態です。

現在の候補者

 現在の候補者は以下の3名です。

政策等については各HPに書いてありますので見て頂ければと思います。

 現職 自民党 熊谷大

kumagai-yutaka.jp

 現職 民進党 桜井充

www.dr-sakurai.jp

今回は民進党、共産党、社民党、生活の党で野党協力しており、この民進党候補者の桜井氏に票を集めるため、他の三党は出馬していません。

 幸福実現等 油井てつし

ameblo.jp

ここで、おや?当選枠が1名なのに現職が2名いるけどなんで?と思った方!

いい質問ですね~。

今回の参議院議員選挙から宮城県定数は削減している

 実は、昨年までの宮城県の参議院議員定数は今までは4名でしたが、いわゆる「一票の格差の是正」のため定数が2に減少すること決まったのです。

参考:総務省|参議院選挙区選出議員の選挙区及び定数の改正等について

 

定数の削減は今回の選挙から適用されます。当選枠は定数2に対しての半数ですので1名になったのです。現職の熊谷議員か桜井議員のどちらかが必ず落選してしまうのです。(もしくは両方という可能性もあります。)

衆議院議員選挙と違い、小選挙区ではなく宮城県全体が選挙区ですので、候補者は県内全域を回るのはほぼ無理です。今は、ネットで候補者のや政党の考えを見ることができる時代ですので、一度見てみるといいかもしれません。どこも結構お金をかけて見やすいページを作ってます。

一票の重み

直近ではイギリスのEU離脱に関する国民投票において、わずかな差で結果が変わるという事態が起きています。昨年の5月17日の大阪都構想に関する住民投票でも最後まで結果が拮抗し、わずかな差で結果が変わってくるということが起きました。

 

平等に与えられた持ち分である1票を、無駄にしないために、今回は是非投票率があがるといいです。