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東北大学農学部跡地はイオンモールの商業施設と病院、住宅で成り立つ大規模再開発!

 

こんにちは!

 すぐではないですが、北四番丁駅と北仙台駅の間にある東北大学農学部が移転後の跡地利用の姿が判明してきました。

仙台市環境影響評価のHPで「雨宮キャンパス跡地利用計画」に関する資料が公開されています。

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どんな計画?

場所は、街中で大きな敷地を持つ東北大学雨宮キャンパスが青葉山に移転する予定になっています。現在は農学部を中心に配置されており、街中にありながら農業施設があり、緑が豊富なキャンパスとなっています。

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この雨宮キャンパスが移転した後に、跡地を病院敷地、商業敷地、住宅敷地として分割し再開発するという大規模計画です。

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今回の環境影響評価は商業敷地についての内容が公開されています。病院、住宅についてはまだ決まっていません。

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出典:雨宮キャンパス跡地利用計画に係る環境影響評価方法書等 | 仙台市

この商業敷地の部分はイオンモール株式会社が所有しており、順当にいけば、イオン系の商業施設ができるものと思われます。建物の形については今回記載は一切ありませんでした。

周辺の状況

雨宮キャンパスの周囲は、農学部主体であることから、周囲は立派な樹木で囲われています。

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写真は南側に接道する北六番町線からの写真です。高さのある深い緑が敷地を取り囲んでいます。

計画では歩道状空地と記載されているため、これら樹木はそのほとんどが残念ながら撤去されてしまうと思われます。

下の写真は、北六番町線の計画図上で「車両出入口」と記載されている、現在のキャンパス入り口付近です。

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中をのぞいてみると、街中にあるとは思えない立派な樹木がたくさんあります。

こうした緑は何とか残してほしいものです。

商業施設部分

商業敷地部分はそれなりの広さがあります。ぱっと見た感じですが、長町南のララガーデン程度の敷地はありそうです。イオンモールが所有しているのでララガーデンのような複合商業施設になるのではないかと勝手に想像しています。

イオンモールは名取杜せきのしたのような郊外型の商業施設のイメージですが、都市型の商業施設も展開しており、イオンモール多摩平(イオンモール多摩平の森公式ホームページ )のような街の真ん中に立地する都市型モールも展開しています。

 

全体の建物配置等の発表はまだ先ですが、ゆとりをもった敷地計画でこの緑を活かした配置になるとベストですね。