こんにちは!
7月1日に相続税の路線価が発表されました。仙台の最高地点は、さくらの百貨店前の青葉通りの地点です。
路線価とは、相続税や贈与税の課税標準となる土地売買の指標です。実勢の取引価格とは違い、4月頃発表される公示地価の8割程度の価格となります。
<路線価>仙台・青葉通3年連続上昇
仙台国税局は1日、2016年分の土地の路線価を発表した。宮城県内の最高路線価は仙台市青葉区中央1丁目、さくら野百 貨店仙台店前の「青葉通」で、前年比で1平方メートル当たり22万円増の198万円だった。上昇は3年連続。東日本大震災から復興途上の石巻など沿岸部の 伸びは鈍化し、大崎など内陸部は下落傾向が続いた。
さくら野百貨店仙台店前の路線価の推移はグラフの通り。今回は前年の上昇幅を7.7ポイント上回り、12.5%のプラス。全国の都道府県庁所在地別の最高路線価では前年と同じ11位だった。
宮城県内2位は仙台北税務署管内の青葉区本町2丁目「広瀬通」で11.7%増の105万円。3位は仙台南税務署管内の太白区あすと長町1丁目「あすと長町大通」の19万円で、上昇幅は県内最高の22.6%増。2016年07月01日金曜日
出典:<路線価>仙台・青葉通3年連続上昇 | 河北新報オンラインニュース
最高地点は1平米あたり198万円!
最高地点の青葉通りさくらの百貨店前は、仙台駅前ということもあり評価が高くなっています。
出典:googleストリートビュー
路線価はその名の通り、ポイントとしての地点ではなく、道路を基準として発表されています。
そのため、さくらの百貨店を基準としてみた場合、青葉通り沿いは最高地点の1平米当たり198万円ですが、愛宕上杉通り側(西側)は1平米当たり171万円となります。
余談ですが、さくらの百貨店の外観がかなり色あせてきており、仙台路線価最高地点に立地する百貨店としては、やや残念な感じになっています。
さくらの百貨店は仙台の地場の百貨店ではなく、青森本拠地の百貨店のため、なかなか仙台店のみテコ入れするのは難しいのですが、収益性が高い立地であることに違いありません。
例えば大丸京都店のように、外観だけ重厚感ある意匠にするだけでも店の雰囲気は、がらりと変わります。店舗内の充実が大前提ですが外観改装も是非実現してほしいです。