こんにちは!
最近は仙台もすっかり夏真っ盛りの気温になっており、日中は暑いですね。東北の夏は短いのでこの時期は東北の各所でお祭りです。仙台でも七夕祭りが始まっており、アーケードは凄い賑わいです。あちこちに止まってる観光バスもよく見ると「三大祭り巡りツアー」のようなツアーが多くうらやましいです。
さて、本題に戻りますが、仙台には明治から大正に建築された近代建築物が数多くある街ではありません。そんな中でも宮城野区の榴ヶ岡公園には大切に保存されている近代建築物があります。
140年以上前の建築物、仙台市歴史民俗資料館
榴ヶ岡公園の広場の東側にある建物で、もともとは、明治に建設された旧第2師団・歩兵第四連隊の兵舎です。
竣工は明治7年(1874年)ですので、142年前の建築物です。
※午前中に行ったので写真が逆光です。。。
今の時期だと木々の緑が深く、全体を撮影することはできませんでした。
もともとは兵舎ですので、意匠が特段特徴的というわけではありませんが、宮城県内では最古の洋風建築物です。洋風建築ですが、屋根が瓦葺きだったり、角部分が瓦と同系色の石を使っていたりと和を感じる部分随所に見られます。
こうした建築物は、仙台の貴重な遺産でもあります。これからも大切に保存してほしいです。