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仙台駅西口のバスターミナルでは、新たなバスアイランドを新設する工事が行われており、その工事に伴い、バスターミナルから地下鉄仙台駅南改札までのルートが変更されていましたので紹介します。
どのような計画なのか
工事は仙台駅駅前広場再整備事業のⅡ期工事という工事で、バスアイランドの新設、新地下歩道の設置が主な事業です。
このうち、新地下歩道の設置では、下の図のように、新設のバスアイランドを含めた3つのバスアイランドと地下鉄南北線仙台駅南改札を、雨に濡れずにバリアフリーでつなぐ予定になっています。
合わせて、エレベータの新設も行われます。
地下鉄南北線仙台駅には改札階からペデストリアンデッキへ直接行くことができるエレベーターは、意外にもほとんどないので、今回の工事でとても便利になりそうです。
現在の工事で変更になったルート
先日の1月31日から、一番北側の新バスアイランドからのルートが暫定的に利用開始されました。それに伴い、既存のルートも含め、いろいろと変わりました。
下の図は先ほどの計画図に一部加筆させていただきました。
まずは地下鉄南北線仙台駅南改札から見た場合、新たな階段が出来ました。これです。
ここは、仮設の階段になっています。将来は仮設階段を撤去しエレベータの出入口となる予定の通路です。今は暫定利用のため鉄骨階段です。仮設感が凄いです。
そして代わりに、中央のバスアイランドと直接つながっていた階段とエスカレータが白い壁で閉じられ休止されました。
この階段は、途中に通路を連結させるなどの工事が終わったら、再び同じ場所で階段として使われる予定です。
近くにあった案内の貼り紙です。
この説明によると、この工事は令和3年3月末までなので、あと一年以上この状態が続くようです。
完成すればようやくバリアフリー化
個人的には、地下鉄南北線仙台駅から地上またはペデストリアンデッキへは、現状バリアフリーが不親切な状態だと感じます。仙台駅は新幹線からの大きなキャリーバッグを転がしている人が多くそうした人の移動も不便です。
例えば、様々な箇所の地下への階段横にあるエスカレーターは何故か途中までしか無かったり、エレベーターは何度も乗り換えを強いるルートになっていたり、そのエレベータは古いため移動に時間がかかったりと課題は多いです。(地下鉄東西線関連の通路はバッチリです)
この工事が完了すれば、不親切な部分がかなり解消されるので、期待したいところです。
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