こんにちは!
昨年に仙台市が発表した「せんだい都心再構築プロジェクト」の第一号案件の「NTT仙台中央ビル」について、タイムリーなことに5月13日にNTT東日本とNTTアーバンソリューションズからプレスリリースが発表されました。
今回わかったことと、この計画についての情報をまとめてみます。
完成イメージ
今回、日本経済新聞などの報道機関で完成イメージが初めて公開されました。上の画像は日本経済新聞から画像を使わせてもらっています。
手前が東二番丁通り、左側が仙台銀座という位置関係です。低層部分の完成イメージのみですが、緑と開放的なデッキが印象的でかなりオープンなつくりになっています。
4階部分より上がオフィスになっており、オフィス部分は全面ガラスカーテンウォールに見えます。
プレスリリースにこの低層部分を別の角度でみた完成イメージが掲載されています。
プレスリリースで掲載されている完成予想図は、ほぼ同じ位置で実際の人目線にしたものです。見上げる感じですね。
やはり、2階3階のデッキ部分の緑化が印象的です。
NTT仙台中央ビルの再開発イメージ
オフィス部分だけでなく、コワーキングスペースを確保する予定です。
下のイメージ図では16階程度となっていますが、途中で19階建てになることが発表されています。
引用:河北新報<NTT東日本>仙台に新ビル 23年完成、放射光施設と連携 | 河北新報オンラインニュース
純粋なオフィスビルではなく、コワーキングスペースやイノベーションスペースがあるのが特徴です。
コワーキングスペースは、青葉山に建築予定の次世代放射光施設関連の産業利用促進や、スタートアップ拠点を想定しているようです。
NTTのイメージがありますので貼っておきます。
場所は、東二番丁通りで高層ビルのスカイラインが連続化!
近くには仙台トラストシティやSS30など大企業の支店が多数入居する大規模オフィスがあり、これらとのコラボなどももしかしたら想定しているのかもしれません。
また、この場所は東二番丁通り基準で考えると、ちょうど高層オフィスビルが無かった南町通り交差点付近です。このNTT仙台中央ビルができると、勾当台周辺からまで仙台トラストシティまで高層ビルのスカイラインがつながります!
Googlemap上では旧NTTのビルが建っている場所です。
建物の規模
当初は16階建ての予定を、途中で19階建てで延べ床面積約4万平方メートルの規模に拡大しています。正確な数字などはわかりません。現地に行けば建築計画のお知らせ看板があるかもしれませんね。
※しばらくこの辺りに行けてないので、コロナ自粛が解禁の動きになったらウロウロしてみたいと思います。
プレスリリースでは、簡易的な全体外観が掲載されていますが、これが実際のものなのか単なるイメージなのかはわかりません。
窓の高さを数えてみると発表通り19階建てになっています。
- 階数:19階建て
- 延べ床面積:約4万平方メートル
- 完成予定2023年竣工
日本経済新聞:仙台市、NTTグループと連携協定 :日本経済新聞
NTTアーバンソリューションズプレスリリース:仙台市とNTTグループが「都心部の活性化に関する連携協定」を締結 | ニュースリリース | NTTアーバンソリューションズ株式会社
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