こんにちは!
最近、仙台エリアの再開発計画などを記事でまとめており、個人的にはどこで何の計画が進んでいるのかは大体押さえているつもりでいます。そんな中、ここ数年で一気に勢力を伸ばしてるのがイオンだと感じています。
計画だけでもいくつかあるので取り上げてみます。
(仮称)イオンモール利府 新棟
まず、一番規模の大きなのが「(仮称)イオンモール利府新棟」です。
ここは現在建築中でかなり工事が進んできています。この計画の凄いところは、既存のイオンモール利府に隣接した敷地にさらに新棟を建設することで、商業施設の規模として東北最大になるところです。
東北エリアで現在最大のイオンモール「イオンモール名取」を超える予定です。
完成予想図
よく見ると一番左側に連絡通路がありますが、その先が既存のイオンモール利府です。
既存のイオンモール利府よりも大きな敷地
ここまでの規模になると、商圏は宮城県の北部全般を取り込むことになるのではないでしょうか。ざっくりとですが、宮城県北部はイオンモール利府、宮城県南部はイオンモール名取というすみ分けが完成されます。
高速道路も近く、車でのアクセスは大変便利な場所です。
計画概要
- 所 在 地 : 宮城県宮城郡利府町新中道土地区画整理事業地内
- 敷 地 面 積 : 約 148,000m²
- 延床面積 : 約 101,000m²
- 総賃貸面積 : 約 69,000m²
- 建 物構造 : 鉄骨造 地上3階建
- 駐 車 台 数 : 約 3,800台
- 開店予定日 : 2020年 冬
(参考)施設概要 「イオンモール利府」(既存棟)
- 敷 地 面 積 : 約 96,000m²
- 延床面積 : 約 80,000m²
- 総賃貸面積 : 約 33,000m²
- 建 物構造 : 鉄骨造 地上3階建
- 駐 車 台 数 : 約 3,000台
- 専門店数 : 約 90店舗
東北大学雨宮キャンパス跡地、イオン計画
ちょうど仙台都心部に近い北仙台駅~北四番丁駅の間にある、広大なエリアで、商業業施設床面積60,000㎡のイオンモールが建設される予定です。
都心部に近い広大な敷地
現状は、計画が様々な事情で延期になっています。延期の主な理由は、2017年10月指定基準値を上回る土壌汚染を検出したことによる影響です。これにより土地の引き渡しが遅れたことが一因で計画がスケジュール通り進んでいません。
建設すること自体が中止になったという発表は無く建築されること自体は間違いなさそうです。
これは、以前記事にしましたので詳細はそちらをご覧ください
→東北大学雨宮キャンパス跡地の商業施設、「イオンモール」計画のまとめ - いまちず!
以前発表されていた建物規模
- 敷地面積 約35,000㎡
- 延べ床面積 約83,000㎡(商業施設60,000㎡、駐車場施設23,000㎡)
- 建築物の高さ 約30m(最大40m)
あすと長町イオン商業施設予定地
イオンモール利府や東北大学雨宮キャンパス跡地ほど敷地は大きくないですが、あすと長町にもイオンの商業施設予定地があり、看板も出ています。
場所は長町駅前
この辺りは、最近巨大マンション群が誕生しているエリアです。現地には「商業施設予定地」という看板は立っていますが、具体的な計画は何も発表されていません。
看板をよく見ると、イオンタウン株式会社が管理しています。イオンは、イオンモール株式会社やイオンリテール株式会社、イオンタウン株式会社など、グループ内で規模に応じていくつかグループ会社が存在します。ここはイオンタウン株式会社のため、そんなに大きな商業施設は建たない可能性があります。
ですが、ざっくりとした敷地の大きさからすれば、イオンスタイル仙台卸町よりも少し小さな商業施設ぐらいは建設可能です。実際はどうなるのでしょうか。
これら三つが仙台エリアでの主要なイオン関連計画
以上、三か所のイオン関係の開発計画が現時点でわかっています。
さらに直近では、イオンモール名取増床、卸町のイオンスタイル新規オープン、都心部の旧ダイエーのイオン化、各地でのイオンエクスプレスの出店などイオン関係の勢いが凄いです!
巨大なだけではなく、ぜひ魅力的な施設をつくってほしいです。
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