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東北大学片平キャンパスに残されている近代建築は建物規模は大小様々です。その中でも一番小さい(と思われる)建物が「旧第二高等学校図書館書庫」です。
この建物は1912年に建築されており、今年で築108年です。凄い歴史です。
旧第二高等学校図書館書庫
現在の東北大学片平キャンパスの一部は、かつて「第二高等学校」の敷地でした。この建物は第二高等学校の図書館書庫として建築されました。
規模は大きくはないですが、赤煉瓦の綺麗な建物です。
今は、キャンパス内の緑に囲まれるような位置にあり、どこから見ても緑に囲まれた独特な雰囲気を感じを醸し出しています。
後ろ側は、きれいに蔦が絡まっています。周囲の樹木も立派でいい感じです。
建物前に設置されている石碑にはこのように書かれています。
明治45年(1912年)第二高等学校図書館書庫として建設されたが第二高等学校の北六番丁移転により、東北帝国大学に移管された。附近の枝垂桜は第二高等学校創設以来の老樹である。
文化庁の登録有形文化財にも指定されています。
現在の使われ方
現在は文化財収蔵庫として活用されています。
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