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福島県いわき市の中心駅「いわき駅」南口のすぐ西側で大型の再開発「いわき駅並木通り地区第一種市街地再開発事業」が予定されています。ここは2020年7月に、JR東日本がホテル及び商業施設の駅ビルの増築の計画を発表した場所のすぐ西側隣となります。
完成イメージ
【出典】いわき駅並木通り地区第一種市街地再開発事業 施設計画の変更について | いわき市役所
建物は、21階建てのマンション棟、5階建ての商業業務棟の、そして北側に駐車場棟の計画となっています。2棟でレンガ色のデザインにし、統一感のある街並みとしています。
21階建てのマンションは、いわき市では最高層のマンション計画なのではないでしょうか。
マンション前のプロムナードのイメージもありました。
建物配置（施設計画概要図）
上の図は公式HPに掲載されていた、レイアウト図です。
左のマンション棟（住宅棟）については一階の一部のみに店舗スペースが配置されていますが、基本はマンションです。駅のロータリーより（右側）の建物が商業業務棟です。
駐車場棟は、一般向けの市営駐車場分も設けられます。
建物規模について
この計画は、実は2020年6月に大幅に変更されています。もともとは24階建てと26階建てのツインタワーの予定でしたが、施設建築物の合理化などを理由に、21階建てのマンション計画に変更となりました。
全体で見れば、マンションは階数と戸数ともに縮小となりましたが、商業業務棟は4階建てから5階建てに拡大しました。
施設整備完成は令和4年度までを目指しています。
場所
Googlemapです。
駅前の駐車場として使われている場所と大通り沿いの小規模建物が対象エリアです。
いわき市は人口こそ郡山市に並んでいますが、もともと複数の自治体が合併した多核都市のためそれぞれの中心市街地の中心機能が大変弱い状態です。街の中心機能を強化するために定住人口が増やすことができれば、商業需要が少なからず発生するためプラスになります。
いわき駅ビルと合わせ、中心市街地の鍵となる再開発ですね。
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