こんにちは!
宮城県の一大観光地として有名な松島の玄関駅になっている「松島海岸駅」が現在JR東日本によって改良工事が行われています。松島海岸駅は駅前にお土産屋や観光のための商店が並ぶ、観光のための駅です。現在の駅舎は1927年築でなんと90年以上も経っています。因みにですが、少し前に話題になった東京の原宿駅旧木造駅舎は1924年築ですから、同じくらい歴史ある駅舎でした。
とはいえ時代には対応できないため、建て替えとなります。
改良工事全体パース
改良工事は具体的には、ホームの新設(増設)、松島町と協力しバリアフリー化、観光案内のためのスペースの設置、そして駅舎の全面的な建替えです。駅舎は木を意識した和風の建物になりそうです。
完成イメージ
建物は和風の雰囲気ですが、鉄骨造りの3階建てです。観光案内スペースも置かれるため観光ルートの拠点となりそうです。
駅施設部分は、シンプルです。
ホームが新設
今回注目すべきは、ホームが新設されることです。
現在駅は島式1面2線のホームですが、改良工事完了後は2面2線のホーム構造になります。現在の島式ホームは幅が狭く、確かに混雑時は危険が伴います。
この辺りは単線区間なのですが、単線で2面2線のホーム構造は珍しい気がします。
【画像引用】https://jr-sendai.com/upload-images/2019/05/201905302.pdf
旧駅舎
旧駅舎は、見るからに老巧化している感じです。Googleストリートビューで旧駅舎が見れます。
スケジュール
- ⑴ 仮駅舎切替え :2019 年 冬頃
- ⑵ 新駅舎利用開始 :2021 年 冬頃(1番線新設ホーム用エレベーター使用開始)
- ⑶ 工事完了 :2022 年 春頃(2番線既設ホーム用エレベーター使用開始)
新型コロナウイルスの影響で、観光業や交通事業者が大きな影響を受けていますが、早く元通りになって依然と同じように気兼ねなく観光ができるようになってほしいです。
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