こんにちは!
JR東日本から勢いのあるプレスリリースが発信されています!東北新幹線の「盛岡駅~新青森駅」区間で320キロ化を決定しました。
将来の東京札幌間の高速化を目指しての決定だと思いますが、これは東北にとっても嬉しい情報ですね。
JR東日本に限らず鉄道業界はコロナの影響で輸送人員が大幅ダウンしている状況なのですが、未来に向けた投資を着実に進める決定を淡々と進めるJR東日本は凄いです。
東北新幹線盛岡‐新青森間320キロ化
プレスリリースを引用します。
JR東日本では、お客さまサービスの向上、交流人口の増加や地域活性化を目的として、新幹線の速度向上による所要時間の短縮に取り組んでいます。
このたび、東北新幹線盛岡~新青森間の速度向上(現行260km/h から320km/h)の計画概要がまとまりましたのでお知らせします。これに伴い、2020 年10 月より、騒音対策などの必要な設備整備の工事に着手します。
また、2018 年5月に発表した、新幹線上野~大宮間の埼玉県内での速度向上に必要な騒音対策などの地上設備工事が完了することから、同区間の最高速度を130km/h に引き上げます。
【引用】ニュースリリース:JR東日本
新幹線に少し詳しい人はご存知かと思いますが、盛岡以北の東北新幹線の線路は整備新幹線のため、JR東日本が主体的に作ったものではありません。かなり古い法律に基づいており、そのため「260キロで走行可能な線路」が敷設されています。逆を言えば260キロでしか走行できない設備だったため、これ以上の高速走行は現状では不可能な状態でした。
今回は、JR東日本が設備整備を自ら行い320キロ化を実現する方針です。
現状の速度制限
設備整備は、10月から工事着手されます。工事は数年を要するものになるため、すぐに320キロ化されるわけではないですが、これは東北民にとっても嬉しい情報ですね!
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