こんにちは!
JR東日本が、2020年度駅別乗車人員等のデータの公開をしました。JR東日本が毎年出しているもので、100位までは順位が記載されランキング形式になっています。また101位以降についても順位の記載はありませんがすべての駅の乗車人員がまとまられています。
データはJR東日本の管轄エリアの順位が記載されているので、全体を見たい場合はJR東日本のページを見ていただければと思います。
今回は、その中から東北6県の駅別乗車人員を抜き出しランキングにしました。
2020年度の特徴
2020年度の特徴は新型コロナウイルスの影響による、鉄道利用者大幅減少です。
- 各駅利用者のマイナス。例えば、仙台駅は2019年度比△32.2%
- 東北の3000人以上の乗車人員駅が、2019年度42駅→2020年度28駅まで大幅減少
東北6県の駅別乗車人員、一日の平均乗車人員数
東北6県の駅はもちろんもっとあるのですが、今回は乗車人員一日平均3000人以上としました。合計で28駅となります。
1位~10位(東北6県版)
東北6県の1日平均の乗車人員 | ||
1 | 仙台 | 61,494 |
2 | あおば通 | 18,232 |
3 | 盛岡 | 12,252 |
4 | 郡山 | 11,438 |
5 | 福島 | 11,017 |
6 | 名取 | 9,804 |
7 | 南仙台 | 8,058 |
8 | 秋田 | 7,456 |
9 | 長町 | 7,387 |
10 | 山形 | 6,934 |
【出典】各駅の乗車人員 2020年度 ベスト100:JR東日本 より東北駅地方の駅を抽出
※乗車人員とは乗車する人員のみで降車する人員は含まれていません。※オレンジ色は仙台市内の駅です。
東北6県のトップ10です。1位は断トツで仙台駅です。一日平均の乗車人員が6万人越えで他を圧倒しています。ですが、2019年度は90,699人だったことから、2019年度比で△32.2%の大幅減少です。
2位は仙台駅よりも中心部寄りのあおば通駅でした。あおば通り駅は地下鉄仙台駅との乗り換え駅で実質仙台駅のような駅です。
そのあとは、東北新幹線の主要駅が続きます。7位と9位は仙台市太白区の駅です。
11位~28位(東北6県版)※3,000人以上の駅
東北6県の1日平均の乗車人員 | ||
11 | 岩沼 | 5,540 |
12 | 小鶴新田 | 4,977 |
13 | 多賀城 | 4,892 |
14 | 宮城野原 | 4,645 |
15 | 陸前高砂 | 4,539 |
16 | 中野栄 | 4,367 |
17 | いわき | 4,251 |
18 | 青森 | 3,829 |
19 | 岩切 | 3,632 |
20 | 北仙台 | 3,547 |
21 | 陸前原ノ町 | 3,481 |
22 | 古川 | 3,385 |
23 | 太子堂 | 3,373 |
24 | 愛子 | 3,355 |
25 | 弘前 | 3,332 |
26 | 下馬 | 3,047 |
27 | 陸前落合 | 3,041 |
28 | 一ノ関 | 3,040 |
【出典】各駅の乗車人員 2020年度 ベスト100:JR東日本 より東北駅地方の駅を抽出
※乗車人員とは乗車する人員のみで降車する人員は含まれていません。※オレンジ色は仙台市内の駅です。
オレンジ文字の仙台市内の駅が目立ちます。また、仙台市内でなくても、11位岩沼、13位多賀城、26位下馬は、仙台都市圏の駅です。11位~28位までは圧倒的に仙台都市圏の駅が占めていることがわかります。
逆に、他都市は中心駅以外の駅がこのランキングに入ってきておらず、鉄道文化が希薄なことがわかります。
関連記事