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2021年7月1日に、国税庁より相続税や贈与税の算定基準となる路線価が発表されました!
路線価は、1月1日を評価時点として、1年間の地価変動などを考慮し、地価公示価格等を基にした価格(時価)の80%程度を目途に評価しています。東北6県は仙台国税局が管轄しており、税務署別の最高地点が一覧で発表されています。
東北で最も路線価が高いのは仙台です。東北最高地点は、65年連続で東北1位を維持しているこの場所でした!
- 青葉区中央1丁目 青葉通り
この場所は旧さくらの百貨店前、1㎡あたり330万円の評価となります。2020年分の路線価は1㎡あたり318万円でしたので、このコロナ禍でも上昇しています。
路線価では常に東北1位を維持している地点ですが、現状は廃店舗となっているのがなんとももったいないです。
また、青葉通りのEDEN側は東北No2路線価の地点で、1㎡あたり317万円の路線価です。
赤い丸が旧さくらの百貨店地点、オレンジの丸がEDEN前です。
さくら野百貨店跡地に150m、130mの超高層ビル建設
旧さくらの百貨店一帯(青葉通り北側)は、ディスカウントショップのドン・キホーテのグループ会社、パンパシフィック インターナショナル株式会社が、高さ150mと130mの高層ビルによる再開発を計画しています。
高さ150mだと、同じく仙台駅前に建っている再開発ビル「AER(アエル)」と同程度の高さです。このまま建設されれば仙台の新たなシンボルになることでしょう。
別記事でも紹介していますのでご覧になってみてください。
→さくら野百貨店跡地に150m、130mの超高層ビル建設予定! - いまちず!
青葉通広場化
また、この地点の青葉通り自体も「青葉通広場化」の計画があります。これは、駅前通りと、愛宕上杉通りの1ブロックの間の青葉通りを一般車を排除した歩行者専用の空間に作り替えることを計画しています。
青葉通り広場化は、2021年6月に協議会が発足し、実現に向けた第一歩が動き始めました。協議会にはバス事業者などの交通事業者や沿道地権者が集まり、計画の本気度が伺えます。
別記事でも紹介していますのでご覧になってみてください。
→仙台駅前「青葉通広場化」?青葉通駅前エリアが具体的に動き出す! - いまちず!
EDEN、旧GSビル跡地再開発
青葉通りの南側では、青葉区中央1丁目10番地内の旧GSビル跡地などを活用した業務・商業機能を持った施設が計画されていることが、過去に一度だけみやぎ建設新聞で発表されています。ちょうど、さくらの百貨店再開発と向かい合わせになる位置です。
上記、青葉通り広場化のイメージ図でも青葉通りの両側に同じデザインのビルが、描かれており、さくらの百貨店再開発と、EDEN+旧GSビル跡地再開発がイメージされています。
具体的な計画は未定ですが、立地的に高度利用が必須の地点です。
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