いまちず!

今、地図を広げよう! 地図好きによる、仙台+東北の、街のこと、再開発のこと、旅・乗り物のこと。

imachizu!

生まれ変わった女川駅!!随所に木を使った構造で一見の価値あり!

 

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こんにちは!

 東日本大震災で街ごと壊滅的な被害を受けた女川町ですが、6年たった今、街は少しづつ活気を取り戻しています。

今回は駅を中心にご紹介します。

※撮影日は天気が悪かったため暗い感じの写真ばかりになってしまいました。。。

 町は女川駅が中心

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女川駅は2015年の3月に当時よりも200m内陸に駅の位置を移動し、営業を再開しました。外観は木の木目が見えるようなデザインを取り入れており、全体的にやさしい雰囲気の風合いなっています。

また、建物自体がシンボリックなつくりになっており全面の広場と合わせ、大屋根部分がシンメトリーなデザインになっているのも特徴的です。

建物は駅施設もありますが、ほとんどがゆぽっぽという日帰り温泉施設になっています。

 

駅施設関連

写真を撮っているときに、ちょうどよく電車が来ました。

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駅施設は大変シンプルです。石巻線は車内改札のため、自動改札機はなく自由にホームに出入りすることができます。駅施設としては、待合室と駅事務室があるくらいです。

駅は終点のため、頭端式ホーム1面1線です。

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駅を降りると、正面に新たな街と海が望めるような建物配置になっています。

女川町の復興計画では海に堤防をあえて造らず、人が海を身近に感じることができるよう工夫しています。他の街の復興計画は、大きな堤防ありきで街の計画が進んでおり、海と街が分断されてしまうことにたびたび疑問が投げかけられています。

 

建物の特徴

建物は1階が待合室と駅事務室、温泉施設「ゆぽっぽ」の入り口があります。ゆぽっぽの受付付近では、女川街のお土産が売っています。

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2階は温泉施設のゆぽっぽと、その休憩スペースになっています。ゆぽっぽは来場が10万人を迎えたようです。

3階は展望スペースになっています。建物が3階なので見晴らしがすごく広がっているというわけではないですが、新たに完成した街を眺めることができるスペースがありました。

また、展望スペースを見上げると天井部分は写真のような木造の曲線の格子になっており、なかなか見ごたえがありました。

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 無料駐車場も用意してありました。

次回は女川町の新たな街並みを紹介します。