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国土交通省「道の駅」第55回登録において、道の駅「ふくしま」が正式に道の駅に登録されました。
道の駅「ふくしま」は「高速交通網の結節点」として「集客・交流」「情報発信」「地域産業」の新たな拠点施設となる予定で、現在福島市に建設中です。2022年度に完成予定です。
道の駅は、車での観光拠点としてとても立ち寄りやすい施設なので、日本各地にできているのはありがたいですよね。どんな計画かを見てみます。
完成イメージ
完成イメージからすると、2階建てですね。建物は円形のガラス部分と屋根形状が特徴的なつくりです。「木質感溢れる屋内こども遊び場」等の整備により、地域の子育て世代の応援やこども連れの道路利用者への休憩機能を強化しています。
画像出典:https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001459.html
上の完成イメージの右側にある窓が丸く壁が白い建物は、天候に左右されることなく1年を通して遊べる「屋内こども遊び場」を予定しています。
配置図が福島市HPにありましたので見てみます。
建物内の施設は一般的な道の駅ですが、特徴的な施設は図上で右上にあるレンタルサイクル施設です。福島市ではレンタサイクル(E-バイク)を整備し、通称「フルーツライン」周辺の果樹畑等地域資源を活かしたサイクルツーリズムを展開することを目指しています。
施設全体について
道の駅「ふくしま」は、駐車場317台、トイレ50器、情報提供施設、観光案内所、ベビーコーナー、非常用電源、備蓄倉庫、貯水槽、公衆電話、公衆無線LAN、物販施設、飲食施設、屋内こども遊び場、多目的広場、ドッグラン、EV充電施設が備えられています。
車の出入りは3か所ですね。駐車場が300台以上用意されているので、かなり大きな道の駅になりそうです。人口が約30万にの福島市中心部から、車でそんなに遠くないのと、「東北中央自動車道」の福島大笹生ICの隣に立地しているため利用者数はかなり多くを見込んでいると思われます。
そもそも道の駅とは
そもそも道の駅とは、市町村等からの申請に基づき、国土交通省道路局で、要件を満たすものを、道の駅として毎年登録しています。道の駅の主な要件については、以下の通りです。
- 無料で24時間利用できる下記施設があること
- 十分な容量を持った駐車場
- 清潔なトイレ(原則、洋式)
- 子育て応援施設(ベビーコーナー等)
- 道路及び地域に関する情報を提供する施設があること。
- 文化教養施設、観光レクリエーション施設などの地域振興施設があること。
- 施設及び施設間を結ぶ主要経路のバリアフリー化がされていること。
今回の道の駅「ふくしま」も上記条件をクリアしています。ちなみに駐車場は何台以上というルールが存在していないのか国土交通省の記載だと「十分な容量を持った」という記載のされ方でした。
場所
場所は、福島県福島市大笹生字月崎です。福島市内で中心部からは北西の方向に位置しています。「東北中央自動車道」の福島大笹生ICの隣です。
高速道路の出入り口ですので、利用者は多そうです。ちなみに、高速道路は東北中央自動車道ですが、福島大笹生ICのある区間は無料区間ですのでサービスエリア的に使える道の駅になりそうです。
広域的にはこんな場所です。
道の駅「ふくしま」の詳細
- 面積:27,562㎡
- 駐車場317台
- オープン予定:令和4年度
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