こんにちは!
本日(12月22日)昼頃に新国立競技場整備事業の優先交渉権者が決定しました!当初のザハ案のごたごたから、国民の注目が一挙に集まるコンペとなりました。再コンペは2案でのコンペとなっており、一週間前に異例の技術提案書が公開されての決定となっています。
結果は、 A案(大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体) に決定しました。
アイレベルでのイメージ一覧
全体外観は鳥瞰図ですので、実際に建設された時の観客がアイレベルで見るイメージを、公開されている技術提案書から取り出してみました。
少しづつ近づいていきます。
絵画館付近からの景観イメージ
ザハ案(高さ70m)で懸念されていた高さは50m以下にすることなり、絵画館付近からの景観に配慮しています。
南西付近より
少し近づきます。建物は周囲の緑と馴染んでいて、明るい雰囲気でいいですね。
オリンピックからから30年すると緑も成長します。
南東より
いよいよ建物に近づいてきました。
見る角度によっては下層階がコンクリートで、普通の競技場という感じです。
こちらも30年後のイメージが同時に掲載されています。森のようになっています。
ほぼ真下付近
こうやって見ると木の軒庇は装飾であって、基本はコンクリートの競技場であることが分かります。
南側外観(SOUTH GATE)
イメージの中にサウスゲートと書いてあります。競技場のメインの入り口でしょうか。
こちらからですと、木をふんだんに使った建物という印象があります。
夜バージョン。暖色系のあたたかみのあるライトアップだと木の軒庇部分が映えそうです。
東側外観(EAST GATE)
もうひとつのメインの入口。上部の木の軒庇部分に奥行きを感じます。
入口両側に仁王像がいますね。
コンコース部分
いよいよ、中に入ります。コンコース部分は普通の競技場のような感じです。コンコース部分の手摺が立格子っぽく見えるので、風除けはなさそうですね。
観客席
観客席に入ります。
下層階の客席はピッチレべルほぼ同じなので臨場感がありそうです。
日本で3層の観客席は初めてですかね。観客席も迫力があります。
上層階からの俯瞰です。迫力があります。この案の特徴は屋根部分の構造を木と鉄骨のハイブリッド構造にしたことです。
陸上競技場なのでしょうがないのですが、サッカーを見るとしたらやっぱり遠いですよね。オリンピックが終わった後の改修に期待したいです。
屋根部分
屋根部分を見上げます。木と鉄骨のハイブリッド構造です。この案の構造上の一番の特徴です。
以上です。あくまでイメージなので完成しないと実際はわからないですが、ほとんどの人にとっては観客でと立場で利用するので、見やすく、使いやすい競技場であってほしいです。
参考URL(画像は全て以下より引用)
技術提案等審査委員会 | 新国立競技場 | JAPAN SPORT COUNCIL