こんにちは!
数日前ですが国勢調査の速報値が宮城県から発表されました。仙台圏では都市圏としての人口が39,000も増加していたとのこと。東日本大震災の影響もあり、東北の中心地、仙台に人が集まっていることが数字で証明されたかたちになりました。
人口という点で、お隣の北海道エリアにおける札幌市と、エリアの中心都市という観点で比較してみます。
東北の中心都市である仙台市、北海道の中心都市である札幌市。各地方において圧倒的中心都市としての役割を果たしている両都市ですが、それぞれの都市規模をいろいろな角度から比較してみます。
人口
都市規模の基本となる人口です。
東北:914万人(仙台:105万人)
北海道:543万(札幌:193万人)
数字だけ見てもピンときませんので円グラフにしてみました。
エリアの人口は 東北が北海道の約1.4倍 で、
中心都市人口は 札幌市が仙台市の約2倍 です。
グラフを見てわかるのは、札幌市の方が圧倒的に北海道での役割が大きいということ。北海道の人口の40%近くが札幌市に住んでいます。
対して、仙台市は東北での人口規模としては約1割強程度。エリアでの影響力が札幌市に比べ小さいといえます。小さいとはいえ、人口規模では東北2位のいわき市にトリプルスコアを付けての人口規模。東北では人口20万人~30万人の中核市規模の都市が多くそれぞれ機能が分散しているといえます。
札幌市
仙台市