こんにちは!
3月26日に仙台市地下鉄のicscaとJR東日本のSuicaの相互利用が開始されます。このメリット等をご紹介していきます。
何が変わるか?
仙台Suicaエリアが利用可能になる
※上記図は「仙台市交通局 icscaの利用エリア」より引用
今までは使えなかったJRでicscaが使えるようになります。JRの利用可能範囲は、仙台Suicaエリアがそのまま使えるようになります。仙台空港アクセス鉄道も、仙台Suicaの範囲でしたので、icscaが使えるようになります。
特にicscaとSuicaの二枚持ちだった方々には朗報ですね。
Suicaと完全相互利用ではない
ただし、相互利用が可能なのは仙台エリア限定なので、関東のSuicaエリアでicscaは使えません。ここがまだ難点です。
仙台は支店経済と言われるぐらいの街ですから、仕事などで東京へ行く人は一定数います。完全相互利用ではないため、結局今まで2枚持ちだった人はSuicaだけを持つようになりそうです。そうなるとicscaの流通量が伸び悩む気がするのですが、icsca側はそれでよいのか?という気もします。
仙台ー大衡線の高速バスも利用可能になる
宮城交通の仙台市内路線と近場の高速バスについては2014年12月から使えるようになっていましたが、加えて「仙台-大衡」線で使えるようになります。
Suica側から見ると
関東のサラリーマンはSuicaが必需品です。出張や移動で関東から来た場合でも仙台の地下鉄やバスにそのまま乗れるので、そういう方のわずらわしさが解消され、大変楽になります。
また、Suicaは相互に同じ機能が利用可能な関東私鉄のPASMO、関西のICOCA、PITAPA、JR東海のTOICAなどがあり、そうしたIC乗車カードでも同様にicscaの範囲が使えるようになります。
大阪や名古屋で使っているJR系のカードが仙台でそのまま使えるのです。
※上記画像はwikipediaより引用
仙台icscaもようやく独自ではなく、この表の仲間に入ることができることになります。
それにしても、去年の東西線開業から3月末までは、仙台で鉄道関係のニュースが多いですね。
- 12/6 仙台市地下鉄東西線開業
- 12/6 tekute長町オープン
- 2/28 JR東仙台駅新駅舎利用開始
- 3/18 JR仙台駅改装、東西自由通路オープン、エスパル新館オープン
- 3/26 icscaとSuica相互利用
- 3/26 北海道新幹線開業