こんにちは!
仙台市では、新音楽ホール問題が定期的に取り上げられます。
仙台市としても今年度は調査費を計上し、新音楽ホール建設に向けての調査が進められています。
既存の音楽ホールは何がある?
仙台市都心部の音楽ホールで代表的なものをご紹介します。
東京エレクトロンホール
固定席/1590席 竣工/1964年 宮城県/宮城県民会館管理運営共同企業体(運営)
東京エレクトロンホールは、正式名称が宮城県民会館といい、宮城県主体の施設です。定禅寺通りに面しており、文化の発信という点では抜群の立地です。大物歌手もよく利用する施設で、仙台を代表する音楽ホールですが、とにかく古いのが問題です。
また座席数が2000に届いておらず、コンサートをする際のキャパとしては小さいといわれています。
電力ホール
固定席/1000席 竣工/1960年 民間/東日本興業株式会社(東北電力企業グループ)
仙台一番町にあり、仙台の一番の繁華街にあります。こちらも完成が1960年で古く、座席が1000席でキャパが少し小さいのが課題です。
仙台サンプラザ
固定席/2054席 竣工/1991年 仙台市/仙台サンプラザ株式会社(運営)
こちらは完成が新しく、収容数も2000を超えていますが、仙台都心部からはやや離れており、立地に難ありです。
仙台市が主体で建てましたが、赤字が続いたことから、現在は運営を民間が行っています。
円形のコンサートステージのためオーケストラのクラシック等は向いていません。
このように仙台中心部には、ホールがいくつも存在していますが、音楽だけの音楽ホールがまだありません。
音楽ホールについては、今後に注目です。