こんにちは!
仙台市が小規模保育施設の定員上限引き上げを決定しました。
国の対応に迅速に対応した福岡市と相模原市に倣った動きですが、仙台市として素早い判断をしてくれたことで、待機児童問題が良い方向に向かってくれそうです。
小規模保育施設 仙台市が定員拡大
仙台市が3歳児未満を預かる小規模保育施設の定員の上限を19人から22人に引き上げることが29日、分かった。市は23日付で、小規模保育施設52カ所と事業所内保育施設5カ所に引き上げに関する通知を出した。
2016年08月30日火曜日
市は今後、定員を引き上げても、施設面積や人員基準をクリアする施設で受け入れ数を増やす。最大で計約60人の定員拡大を見込んでいる。
定員の上限引き上げは国が今春、待機児童解消の緊急対策として示した方針に盛り込まれた。市は引き上げに関する国の正式通知を待って実施する方向で検討していたが、4月以降に福岡市や相模原市などが前倒し実施したことを受け、通知を待たずに引き上げることにした。
出典:小規模保育施設 仙台市が定員拡大 | 河北新報オンラインニュース
待機児童問題は、自分の周りでも多くの人が影響を受けている問題で、特に仙台市の動きは気をつけてチェックしていきたいと思います。
仙台市の保育施設の種類は5種類
そもそも仙台市の保育施設はいくつか種類があります。
- 保育所(私立・公立)
- 認定こども園
- 保育ママ
- 小規模保育事業施設
- 事業所内保育事業施設
今回、定員が引き上げられたのが、小規模保育事業施設と事業所内保育事業施設です。定員の上限を19人から22人に上げ、それが52か所です。実際には施設や人員の関係で上限まで引き上げられないケースもあるものの、仙台市全体としてみれば待機児童数を少なからず減らすことができます。
仙台市は入所希望数を公開している
これだけ世間で騒がれている待機児童問題ですが、仙台市では、各施設への入所希望状況を各月ごとネットで公開しています。
→【入所状況】保育施設等入所状況一覧 - くらしのガイド | 仙台市
中身はこんな感じです(青葉区の場合)
これ、表の一番下の青葉区内で0歳の入所希望数を見てみると、259人もいるの!?となりますが、実際にはそんないません。希望が重複している場合があるため、実際にはこの5分の1~3分の1の数となります。
仙台市の保育施設等利用申込書では第4希望までの枠があり、第5希望以下も右欄に記載ができるのです。
仙台市は、市の公式サイトとママフレという子育て支援サイトで積極的に情報を公開しているので、見てみるとよいです。
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