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宮城県大崎市の中心部で、都市機能の充実を目指し古川七日町西地区第一種市街地再開発事業が進んでいます。
場所は大崎市役所のすぐそばで、大崎市が大崎型コンパクトシティを目指して周辺エリアも含めて開発が一気に進んでいるエリアです。
完成イメージ
大崎市の中心部としてはかなり大きな面での再開発です。一番高さのある建物はマンションで14階建てです。南側は地域交流センターが建ちます。完成イメージの中の左側(西側)には200年以上前の酒蔵を改修した「食の蔵 醸室」という商業施設もあり、市役所建替えと合わせ、エリア全体で生まれ変わることを目指しています。
再開発の全体像
それぞれの施設自体は、よくある施設ですが、それらを市中心部に集約しているという点が特徴です。仙台や東京と違い、大崎市は人口12万人しかいない市です。人が集まる施設を一か所に集めることで賑わいを創出し市中心部を維持するという計画です。
ただ、地域交流センターは市民が日常的に使う施設とはいえず、市が狙うように賑わいに貢献するかは完成後の運営次第ですかね。大崎市役所建替えでも同じような機能があり、やや気がかりです。
マンションは定住人口を増やすのには有効です。事業者としてはタカラレーベン東北の名前になっていましたので、「レーベン」ブランドになると想定されます。大崎市での新築分譲マンションの建設自体は、ここ数年はありませんでしたので、かなり久しぶりのマンションということになります。
完成は令和4年度です。まだ先の完成ですが、マンションの販売が始まれば一気にエリアが注目されそうです。
北街区1N棟(マンション棟)の概要
- 〔用途〕共同住宅78 戸(地権者住戸, 分譲マンション)・商業施設
- 〔構造〕鉄筋コンクリート造
- 〔階数〕地上14階
- 〔建物高さ〕約45 m
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