こんにちは！
東北大学片平キャンパス内にはまだまだ近代建築があります。今回は現、放送大学になっている旧東北帝国大学理学部生物学教室の写真を撮ってきましたので紹介します。
片平キャンパス内の近代建築は、アースカラーのスクラッチタイルを使っているところが多く茶系の建物が多いのですが、ここは白と赤のレンガ色の外観が特徴です。
旧東北帝国大学理学部生物学教室
円形の部分があるのがわかりますでしょうか。ここが敷地の角地になっており、この円形から2方向に四角い建物がくっついているような配置になっています。
周囲は立派な樹木があり、建物全体を見渡せる場所はありませんでした。どこにいても赤色が映えます。
上の写真は北東部分にあるエントランス部分です。高さのある門状の形状です。エントランス部分は「ゼツェッション様式」という様式です。
基本の外観面はこのような感じで、縦を意識したデザインとなっています。
建物自体は、大正12（1923）年に建てられた仙台初のRC 造です。築97年の建物です。見えないですね。
現在の使われ方
現在は放送大学として使われているようですが、現地には放送大学事務所は仮移転しており別の場所にあると記載されていました。
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