こんにちは!
ずっと気になっていた、福島駅東口の百貨店「中合」跡を含む「福島駅東口地区第一種市街地再開発事業」について調べてみました。福島市唯一の百貨店閉店後の後釜となる複合開発だけに、相当インパクトのある開発となっています。
また、この市街地再開発事業は、かなり前から検討されており、今回ようやく日の目を見ることになります。
再開発エリアについて
【画像引用】https://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2018051101420.pdf
この計画の一番のポイントは、再開発エリアが広いことです。百貨店の中合福島店とが入居していた辰巳屋ビルだけではなく、東側約2ヘクタールの小規模店舗などがあるエリアもまとめて開発されます。地権者の数は15名に及ぶ面的開発です。
再開発内容
断面図は、福島市HPからは見つからなかったので、河北新報が作成したものを引用しています。
建物は公共施設や商業施設、ホテルが入る3棟で構成されています。3棟の複合ビルにはすべて商業施設が入る構想で、ホテル、駅前交流集客施設、分譲住宅(別棟)に分かれています。目標利用者を約32万人を想定しています。
具体的な建物高さや建物規模、完成イメージはまだ決まっていません。
【引用】JR福島駅東口に複合ビル3棟計画 26年度の開館目標 | 河北新報オンラインニュース
過去の報道では、福島市が1500席の大ホール、1500平方メートルのイベント・展示ホール、市民団体などの文化活動の場にもなる練習・会議室などのコンベンション施設も整備することを目指すとしています。
分譲住宅は、野村不動産がプレスリリースを出しているため、「プラウド」シリーズになることが予想されます。
参考【野村不動産プレスリリース】https://www.nomura-re-hd.co.jp/cfiles/news/n2020032601691.pdf
スケジュール
- 2022年に解体開始予定
- 2025年度までに商業施設やホテル、ホールを備えた複合ビルを3棟建設
- 2026年度の開館目標
今後、完成イメージなどが徐々に発表されてくると思います。楽しみな開発です。
事業概要
- 事業名 福島駅東口地区第一種市街地再開発事業
- 事業年度 令和元年~令和8年度(予定)
- 施行区域 栄町及び早稲町の各一部
- 事業施行者 組合(現在、再開発準備組合)
- 施行区域面積 約2.0ヘクタール
- 建築敷地面積 約13,000平方メートル
- 建築面積 約11,000平方メートル(予定)
- 延べ面積 約83,000平方メートル(予定)
- 主要用途 商業、オフィス、ホテル、分譲住宅、公益施設、駐車場等
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