こんにちは!
しばらく時間が空いてしまいましたが、仙台都心部では徐々に街中のあちこちで新規再開発計画が浮上してきました!新規の大規模な再開発計画は動きがない状態ですが、中規模の開発計画が動き出している感じです。
そんな中、仙台駅から延びる南町通りで計画されている「(仮称)仙台駅前南町通プロジェクト」の完成イメージが公開されましたので紹介します。
完成イメージ
公開された完成イメージでは、一部の屋上と壁面の緑化が印象的です。こうした建物の緑化は実際にはちゃんと植栽が根付いて成長するまではしばらく時間がかかるため、完成直後は、このイメージまでではないと思われます。
ですが、特に壁面緑化ビルは仙台ではあまり見られないので、完成したら目を引くようになりそうです。
ガラスカーテンウォールは、一部が段々になっておりデザインに変化をつけています。こうした中規模のビルはガラスの四角い箱ビルになりやすいのですが、少しでも意匠にこだわってくれるのは好感が持てますね。
この場所は、仙台駅と街中をつなぐ位置にあるので、歩行者の人通りはかなり多いです。壁面後退により、歩道上空地が広がっていて、ゆとりができそうです。
せんだい都心再構築プロジェクトを活用
このプロジェクトは「せんだい都心再構築プロジェクト」の総合設計制度を利用した、高機能オフィスの整備に着目した容積率の緩和を適用しています。
総合設計制度とは、一定割合以上の空地を確保すること等により、市街地環境の整備改善に資する計画について、容積率制限、高さの制限を緩和する制度です。
場所
場所は南町通りで、新たに建設された「ダイワロイネットホテル仙台西口」の道路を挟んで西側です。
建物概要
- 所在地:青葉区中央3丁目8-1 ほか
- 事業者:東京建物株式会社
- 敷地面積:約1,509平方メートル
- 建物規模:地上12階地下1階建・延床面積約13,800平方メートル
- 主用途:事務所
- 高機能オフィスにかかる整備内容
1フロアのオフィス専用面積200坪以上整備
まちのにぎわい創出に寄与するオープンスペースの整備
非常用電源設備の設置スペースやシステム天井などを備えたオフィス
杜の都をイメージした壁面緑化
ポストコロナ時代に適合する、自然換気窓の配置 - 竣工(しゅんこう)時期:令和6年1月(予定)
※仙台市HPより:https://www.city.sendai.jp/sesakukoho/gaiyo/shichoshitsu/kaiken/2022/06/07toshin2.html
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