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宮城県、岩手県、青森県の太平洋沿岸を通る三陸沿岸道が、現在復興道路として建設中ですが、2021年3月6日の「気仙沼港IC~唐桑半島IC」間の開通により、宮城県内区間が全線開通します。
「三陸沿岸道路」は、仙台市から八戸市までの道路の名称で、実に359kmの長さがあります。そのうち宮城県内は126kmで約1/3の長さです。
【画像出典】https://tohoku-fukkoudouro.jp/
気仙沼港IC~唐桑半島IC間が3月6日に開通予定
宮城県内の三陸道のうち、現在開業していないのは気仙沼市の気仙沼港IC~唐桑半島ICまでの約7.3キロ区間です。この区間が2021年3月6日に開通します。
この開通で、三陸沿岸道は仙台から岩手県宮古市までが自動車専用道路でつながります。
斜張橋の「気仙沼湾横断橋」
この区間は気仙沼港を跨ぐ気仙沼湾横断橋があります。橋は斜張橋で主塔の高さは100mを超える巨大な構造物のため、三陸道の象徴的な構造物となるでしょう。
「気仙沼湾横断橋」の名称は昨年8月に決定しています。
開通で気仙沼市内の通過時間が大幅短縮
現在の気仙沼市内の国道45号は、かなりの交通量があるので慢性的に混雑していることが多く、市街地を通過するのに結構時間がかかる状況ですが、三陸道の開通で時間は大幅に短縮されそうです。
少し前までは、仙台市から気仙沼市は、三陸道が延伸されてくる前までは、東北自動車道の一関ICからひたすら東へ向けて走るというのが、一般的なアクセス方法でした。
しかし、三陸道ができることで、仙台からなら東北道を使うことなくダイレクトに気仙沼に行けるようになり、アクセス的に大きく改善しました。
いよいよ3月に開通です。楽しみですね。
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