こんにちは!
仙台地下鉄南北線の新デザインについて、仙台市交通局が市民や地下鉄利用者、沿線の小学生の投票で最多得票のデザインを採用することを発表しました。
仙台地下鉄南北線の車両は、1987年の開業以来、現1000系を使用しており、既に33年が経っています。車両の耐用年数は40年と言われており、あと数年で、限界が来ることから、仙台市は新たな車両として3000系を新造し、2024年度から7年かけて導入すること発表していました。
編成数は現行の22編成全てが入れ替わる予定です。
仙台市HPでデザイン案3案が公表されています。
デザイン案3案について
デザイン案については3案となってます。画像を引用します。
A案
A案は今時な感じのデザインです。フロント部分の窓が大きな面を占めており主張しています。
B案
B案はフラットなフロントデザインです。一見シンプルなデザインですが、そこが特徴的です。
C案
C案はかつての仙台市電をモチーフにしており、オレンジ色が使われています。
デザインで共通していること
デザインで共通していることは、
- ドアは丸形の窓(現1000系と同じ形)
- グリーンがテーマカラー
- 帯色の位置はホームドアがあっても見えるよう、車両上部にレイアウト
この三つです。
基本色が現1000系を踏襲したアイボリーだと思いますが、無塗装の金属色のシルバーのようにも見え、画像でははっきりわかりません。
C案のみ正面にオレンジ色が入っています。
全ての案で、地下鉄東西線のようにわかりやすい特徴を入れ込んだ斬新なデザインというわけではなく、主張しすぎないシンプルなデザインを狙っているように感じます。
新車両もやはり今後40年ほど利用することを考えれば、デザイン上の特徴が時代に合わなくならないようにしているのかもしれません。
現1000系のデザインについて
現1000系のデザインについてみてみます。
現車両は、緑と黄緑のラインが際立っており、車両全体はアイボリーが基本色になっています。また、よく見ると運転席正面の窓が緑色で囲まれているのも特徴的です。
しかし、転落防止のために全駅にホームドアが設置されてからは、現在の緑帯の色を駅から見ることほとんどありません。
数年前から、この点は、全国の車両で起きており新型車両は軒並みラインが車両上部にレイアウトされるようになりました。仙台地下鉄東西線もそうですよね。
報道によれば、3月に入ってから投票専用のHPが登場するとのことで、楽しみですね。
投票期間
令和3年3月9日(火)~令和3年3月29日(月)
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