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現在青葉区双葉ケ丘にあるKHB東日本放送本社が、2021年10月にあすと長町に移転する予定です。現在は建築工事の真っ最中です。今回はこのKHB東日本放送本社移転の内容をまとめてみます。
KHBはかつては上杉に社屋があり、今の双葉ケ丘に移転してるという経緯があります。これであすと長町への移転で2回目の社屋移転ということになります。テレビ局の持つ情報発信力とあすと長町の相乗効果が期待できる楽しみな計画です。
完成予想図
建物は4階建てですが、テレビのスタジオなどが入るため、階高は通常のオフィスビルよりも高くなるのではないでしょうか。特徴的なデザインの斜めのガラス張り部分には階段やエスカレーターが描かれています。
それ以外は、テレビ局としてのアンテナが目立つ構造物です。
屋上部分に、大きなルーフテラスのような空間があります。収録場所として使いやすそうです。
あすと長町、杜のひろば公園に隣接
場所はあすと長町、「杜のひろば公園」側に建物正面を配置しています。
あすと長町の杜の広場公園は、舗装された大きな広場ですが、通常時は閑散としています。しかし、広場でのイベント開催時や、向かいのゼビオアリーナでイベントが開催される際は多くの人で賑わう場所でもあります。
テレビ局と公園という点では、数年前に錦町公園の隣に移転したNHKと似ています。
移転の理由
移転の理由は「より利便性が高く、地域と交流できる場所」としてのとプレスリリースに記載されています。
今の双葉ケ丘の社屋の周囲は完全に住宅地で、地下鉄などの公共交通も決して便利な場所ではありません。取引業者との打ち合わせなどは都心部の青葉区本町にある「営業センター」で何とかなる場合が多いと思いますが、実際の撮影や社員の通勤のことを考えると、あすと長町の方が断然便利です。
(現在の社屋は、上のgoogleearth画像も中心の赤いアンテナのある建物)
スポーツ関連の情報発信が増えそう
89ersがホームにしているゼビオアリーナが正面にあったり、KHBが命名権を取得している「ぐりりスポーツパーク」が長町駅寄りにあるので、スポーツ関連の情報発信力が高まりそうです。
建設計画の概要
- 建設場所:仙台市太白区あすと長町一丁目3番4
- 構造・規模:鉄骨造 地上4階 塔屋1階
- 用途:テレビスタジオ
- 延床面積:8,510.61平米
- 建築面積:2,964.98平米
- 運用開始:2021年10月1日(予定)
- 竣工:2021年1月31日(予定)
KHB東日本放送プレスリリース: 新社屋着工のお知らせ | KHB東日本放送
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