いまちず!

今、地図を広げよう! 地図好きによる、仙台+東北の、街のこと、再開発のこと、旅・乗り物のこと。

imachizu!

盛岡市河南地区、(仮称)新盛岡バスセンター整備事業が進行中

 

こんにちは!

盛岡市中ノ橋通に、令和4年開業に向け、(仮称)新盛岡バスセンター計画が進んでいます。少し前まで旧バスセンターがあったのですが、2016年に閉鎖されていました。

(仮称)新盛岡バスセンター整備事業は、同じ場所に新たにバスセンターと民間商業施設の複合施設を建てる計画となっています。今回は、この建物についてご紹介します。

完成予想図

盛岡市の公式HPに完成予想画像が掲載されていました。

f:id:d-naka07:20200718014321j:plain

(仮称)新盛岡バスセンター整備事業、盛岡市HPより

【出典】盛岡バスセンター整備事業計画書の策定について|盛岡市公式ホームページ

外観はレトロな雰囲気を感じるデザインになっています。建物は三階建てで一部には屋上テラスのような空間もあります。大きな建物ではないですが、デザイン的に特徴があり、存在感が出せそうです。

外側に向けて、商業施設が並んでおり、この完成予想図では見えない内側にバスターミナルがある構造です。建物左側にバスが入っていく絵がありますがその先がバスターミナルの部分です。

配置のイメージ

基本はバスターミナルですのでこんな感じで5台のバスバースと、待機スペースが2台分です。

f:id:d-naka07:20200718015313p:plain

(仮称)新盛岡バスセンター整備事業、盛岡市HPより

f:id:d-naka07:20200718015538p:plain

(仮称)新盛岡バスセンター整備事業、盛岡市HPより

f:id:d-naka07:20200718015746p:plain

(仮称)新盛岡バスセンター整備事業、盛岡市HPより

(仮称)新盛岡バスセンター整備事業は、単なる市によるバスターミナル建設というシンプルなスキームではありません。市有地に株式会社盛岡地域交流センター(MCC)が建物を建て、バスターミナル部分を盛岡市が買い取りをして保有、周囲の商業施設部分は株式会社盛岡地域交流センター(MCC)が保有しテナントに貸し出すというスキームです。

内観パース

f:id:d-naka07:20200718020352p:plain

(仮称)新盛岡バスセンター整備事業、盛岡市HPより

まだテナントは決まってないのであくまでイメージだと思うのですが、バスターミナルですので、待ち時間や、到着後にゆっくりできるスペースがあったら嬉しいですね。

 

場所

場所は盛岡市の河南地区です。盛岡市の街の構造としては、盛岡駅からこの河南地区までが、いわゆる中心エリアと認識されており、河南地域は中心エリアの一番東側に位置します

f:id:d-naka07:20200718020829p:plain

(仮称)新盛岡バスセンター整備事業、盛岡市HPより

西の盛岡駅、東の河南地区を結ぶ路線バスが豊富なので、このバスセンターができることで河南地区は拠点性が復活し、今よりも盛り上がりそうです。

建物規模

  • 建築面積:2,3 63.37 ㎡
  • 建物 延べ床面積:5, 421 61 ㎡ (屋上広場 348.19 ㎡ を含 む
  • バスターミナル面積:2, 501.61 ㎡ (駐車場、駐輪場を含む。待合室、券売所を除く 。)
  • バスターミナル:2,292.04㎡ バスバース5箇所、待機2箇所
  • 完成時期:令和4年1