いまちず!

今、地図を広げよう! 地図好きによる、仙台+東北の、街のこと、再開発のこと、旅・乗り物のこと。

imachizu!

青森市新町通り沿い、角弘一体の再開発は13階のホテルと18階の高層マンションのツインタワー

 

こんにちは!

青森市の青森県庁すぐそばで再開発が予定されています。「角弘一体の再開発」と呼ばれており、場所は青森県庁北棟のすぐ北側、青森駅から東に延びるアーケード街の新町通りに面しています。こちらの再開発も、中三再開発(詳細はこちら)と同様、青森市の中心市街地にとって大きな影響を与える再開発です。完成は2023年予定で進められています。

断面図イメージ図

f:id:d-naka07:20200724224646j:plain

青森市「中新山手地区第一種市街地再開発事業」断面図、みらいボイスHPより

【出典】複合施設は16階建て 中三青森店再開発計画 | AOMORI みらいボイス 地元で生きる、青森で活きる!魅力あふれる青森県で「みらい」の夢をかなえよう。

建物は2棟構成です。「ウエスト棟」のホテル棟は13階建て、「センター棟」の住宅棟は18階建てです。それぞれ低層部分に店舗空間が用意されています。

再開発の場所

場所は、青森県庁北棟のすぐ北側の新町通り沿いです。住所は新町2丁目。地元では「角弘」本社のある場所といった方がわかりやすいのかもしれません。報道でも「角弘一体の再開発」と書かれているものもありました。

この再開発の凄いところは、地権者11名を取りまとめている一体開発であることです。

f:id:d-naka07:20200724233009p:plain

角弘一体の再開発、青森市資料より

【出典】青森市中新町山手地区第一種市街地再開発事業資料より

地方都市でこれだけの地権者をまとめた再開発事業を行うのはかなりの労力かかるのです。特に角弘本社が一時的にでも移転が伴うことから、相当苦労があったのではないでしょうか。

 

場所をGoogleEarthで見てみます。

f:id:d-naka07:20200724233726p:plain

角弘一体の再開発エリア、GoogleEarthより

ざっくりとですが、こんな感じです。現状では多数の小規模ビルがひしめき合っているエリアです。手前の壁がピンクのビルは含まれていません。因みに左にある屋上に大きなヘリポートがある建物が青森県庁北棟です。

建物規模

ウェスト棟

  • 敷地面積:1,800㎡
  • 延べ面積:11,400㎡
  • 階数:13階建て
  • 用途:店舗施設、事務所、宿泊施設

センター棟

  • 敷地面積:1,600㎡
  • 延べ面積:10,800㎡
  • 階数:18階建て
  • 用途:店舗施設、共同住宅
  • 共同住宅戸数:80戸

※スケジュール:2020年11月着工、23年完成

関連記事