こんにちは!
福島県会津若松市で進んでいる、「市庁舎整備事業」は本庁舎旧館の歴史的価値を保存したデザインを公開しました!
会津若松市は市庁舎建て替えを計画しており、現在の本庁舎旧館部分を保存した計画となっています。近代建築が保存され今後も活用されていくのは、歴史の継承という点でも街のシンボル性としてもプラスになりますので、いいですね。
完成イメージ
【画像出典】会津若松市庁舎整備実施設計技術協力及び調査業務委託(施工予定者選定)プロポーザル(公募型)の募集について | 会津若松市
完成イメージの手前側が本庁舎旧館部分で保存対象建物です。奥のガラス張りの部分が新たに建てる新築部分となります。新築部分は旧館のデザインに合わせ、低層部分を同じような素材にしているなどデザインに好感が持てます。
また、旧館部分を正面に見たときに、新築部分が見えない斜線で、位置や高さを決めてるなど配慮している点もよいですね。
建物詳細
建物は7階建て、免震構造、高さは30.3mです。下の図の薄い赤部分が保存部分です。
図のとおり、旧館はすべてが保存されるわけではなく、全体の3分の2程度が保存されます。3分の1程度は取り壊されます。それでも、すべて壊されてしまうよりは遥かにいいです。
令和6年度に完成予定となっています。
本庁舎旧館について
本庁舎旧館部分は、昭和12年竣工で80年以上の歴史のある建物です。市HPに写真がありましたので引用させていただきます。
立派な建築です。外壁はだいぶ補修された跡がありますが、全体的にかわいらしい建物です。近代建築がちゃんと保存され活用されるのはいいですね。
関連記事