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新「八戸市美術館」の隣接地、八日町・番町で再整備構想が浮上!

 

こんにちは!

今回の内容も青森県八戸市関連です。青森県ネタが連続しますね。青森県は北東北3県の中では都市開発に関する情報発信が多く、新たな情報が出てくるので楽しいですね。

今回は八戸市の中心部、番町、八日町で再整備構想があることが報道されました。

八戸市の都市構造

街の中心部は本八戸駅の南側、国道340号線沿いを中心とした範囲で、特に百貨店の「さくらの百貨店」から「三春屋」周辺は商業的な中心エリアとなっています。

市の玄関駅となっている東北新幹線のある「八戸」駅は、かなり街の中心から離れた郊外に位置しており、中心部の最寄り駅は「本八戸」駅となります。

再整備構想について

東奥日報の記事の一部を引用します。

青森県八戸市中心街の八日町・番町地区で地権者による整備構想が浮上している。新たに建設された民間複合ビルや市美術館に挟まれた地区で、通り抜けられる歩道の整備や景観向上などを検討。新年度には街区全体の地権者に対する意向調査が行われる。

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【引用】八日町・番町の景観向上へ整備構想/八戸|経済・産業・雇用|青森ニュース|Web東奥

今回、記事では「再整備」構想としているため、「再開発」ではないのかもしれません。しかし、「通り抜けられる歩道の整備や景観向上」を実現するためには現在のままというわけにはいかず、何かしらの建物の再配置などが行われるのではないでしょうか。

これから地権者に対する意向調査がされるとのことで、内容が具体化するのはまだまだ先になります。

場所

GoogleMapです。

東奥日報の記事の中では、国道340号線の北側のブロックが示されています。

まさに、八戸市の中心部に位置する場所ですので、都市の魅力向上のためには重要な場所です。

またわかりやすいよう、GoogleEarthに書き込みをしてみました。

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八日町・番町で整備構想、GoogleEarthより

この辺りです。すぐ北側の更地に見えている部分が、現在整備中の「八戸市美術館」です。 八戸市美術館とも連携するかのせいもあり、今後具体的計画が出てくるのが楽しみですね。

 

八戸市中心部にはステキな空間がある

ここからは余談です。

人口25万人程度の人口規模の都市でも中心市街地が壊滅している例がある中で、八戸市の中心部は商業集積がまだ残っています。また、「八戸まちなか広場 マチニワ」「八戸ポータルミュージアム(はっち)」などの行政主導による魅力ある施設があります。

特に「八戸まちなか広場 マチニワ」は建物がとても素敵な感じなので勝手にアピールさせてもらいます。

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八戸まちなか広場 マチニワ、公式HPより

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八戸まちなか広場 マチニワ、公式HPより

【引用】八戸まちなか広場「マチニワ」|八戸ポータルミュージアム[はっち]

木を多用した大変ステキな空間です。もし八戸市民だったら、立ち寄ってみたい空間だなと感じます。この施設には商業施設があるわけでもなく、この空間だけがあります。また、6:00-23:00の時間で利用でき、つくりはオープンなため、施設名の通り、街の庭として機能することを目指しています。イベントなどでの貸し出しもしているようです。

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