こんにちは!
おそらく仙台最高価格帯となりそうな高層マンション「シティタワー青葉通一番町」の工事が始まっています。今までは「(仮称)青葉通一番町計画」という名称でした。住友不動産が建築主で、総戸数158戸の大規模マンションです。
完成イメージ
既に完成イメージは、公式HPなどで公開されていて、タワー型のフォルムをしています。
この立地だと価格はかなり高額?
このマンション、場所が仙台ど真ん中!という感じの立地です。ロケーションは、国分町通り、広瀬通り、晩翠通り、青葉通りに囲まれたブロック。最寄り駅は、地下鉄東西線「青葉通一番町」駅5分ですが、南北線「広瀬通」駅6分と、地下鉄アクセスにも優れています。
形状もタワーマンションとなるため、上層階はかなりの強気の値段になるのではないかと予想しています。部屋の広さの設定次第だとは思いますが、億行くんじゃないかと勝手に予想してます。
もともと住友不動産の販売するマンションは、強気な価格設定が多いので、今後価格発表になるのが楽しみです。
現在(2022年6月)は価格未発表です。
高さ制限目一杯の79.9m
計画の高さはこのエリアの絶対的な高さ制限が80mギリギリの79.9mです。わずかに80mより低く設計されています。場所は違いますが、同じく高さ制限80mエリアの二日町で建設されたの「プラウドタワー仙台晩翠通」も高さが79.9mです。
仙台市の高さ制限について
余談ですが、仙台の中心部には、エリアによって細かく高さ制限が設定されています。下の図は景観計画による景観重点エリアの高さ制限図(都心部を拡大)です。
今回の「青葉通一番町計画」とはD-3地区に該当しています。基本は60m以下のエリアですが緩和によって80m以下となっています。
D-3地区には、現在建築中や最近建築された建物だと
- シティタワー青葉通一番町(79.99m)
- プラウドタワー仙台晩翠通セントラルタワー(79.99m)
- 仙台市役所本庁舎建替え(約80m)
- 東北学院大学五橋キャンパス新築工事(73.45m)
が該当します。仙台市役所本庁舎建替え計画も高さ約80mとなっていますが、80m未満になるのは間違いありません。
エリア需要的に、高さ制限がなければ、上にまだまだ伸ばせる需要がありそうなエリアだけに、少々厳しすぎるようにも感じます。
※過去に仙台市高さ制限についてい調べて記事を書いています。→最近、仙台都心部になぜ100m超の高層ビルが建たないのか - いまちず!
場所
マンション名は「シティタワー青葉通一番町」ですが、住所は、青葉区国分町一丁目です。交通アクセスを意識して最寄り駅名にしていますね。
建物詳細
建築計画のお知らせです。
建物名称 | (仮称)青葉通一番町計画新築工事 |
用途 | 共同住宅(戸数:158戸) |
敷地面積 | 2,042.14平方メートル |
建築面積 | 1,016.82平方メートル |
延べ面積 | 15,394.68平方メートル |
構造 | 鉄筋コンクリート造(免震) |
高さ | 79.99m |
着工予定 | 2021年6月1日 |
完了予定 | 2024年1月31日 |
関連記事
- 仙台市中心部、国分町一丁目で高さ79.99mのタワーマンション計画「(仮称)青葉通一番町計画」 - いまちず!
- 仙台市内、再開発計画の完成スケジュール一覧をまとめてみました(2021年4月時点) - いまちず!
- 再開発/建設状況 - いまちず!
- 仙台市青葉区 カテゴリーの記事一覧 - いまちず!