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南町通りには複数の建物解体が進行中

 

こんにちは!

仙台駅西口からまっすぐ西側に伸びる道路が南町通りです。南町通りは東二番町通までは地下鉄東西線が道路の真下を通っています。

道路の知名度としては、青葉通りや広瀬通ほど知られていません。

古いオフィスビルが多く、歩行者が多い道路でもあります。

この南町通りでは、現在複数の建物解体現場があります。なんだかんだで小規模建物の建て替えはあり、新陳代謝が少しづつ進んでいます。今回は愛宕上杉通り~東二番丁通りの間で進む4箇所の解体現場にを記事にしました。

GoogleEarthの画像に位置関係を落とし込んでみます。

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南町通り、GoogleEarthより

赤い矢印が、解体→建て替えの流れで進んでいるものです。

オレンジの矢印は、解体のみが進んでいる場所です。

1、仙台駅前のマツキヨが閉店→4階建て新築ビルに建て替え

まずは南町通りの仙台駅西口側のスタート地点、ドラッグストアのマツモトキヨシが入っていた小さなビルが解体予定です。

先ほどの図では一番右の赤い矢印です。

工事現場に貼ってある建築計画のお知らせによると、地上4階建ての新築店舗ビルに建て替え予定です。

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南町通りの解体現場、マツキヨビル

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南町通りの解体現場、マツキヨビル

現在は3階建てなので少し大きくなりますね。マツモトキヨシが戻ってくるかは不明です。

それにしても、この辺りは、小さな土地に細長い建物を建てているビルが多いです。ヤマダ電機のLABIが入るビルもそうですが、老巧化が激しいビルが多く、仙台市が取りまとめて市街地再開発事業で一気に建替えてほしいものです。

建て替え建物の詳細

  • 名称:(仮称)きょうどうビル新築工事
  • 階数:地上4階
  • 高さ:15.7m
  • 完了予定:2021年1月29日

2、宮城信用金庫本店を解体→新オフィスビル「ミレーネT仙台ビル」建築

先ほどの図では真ん中の赤い矢印です。

旧宮城第一信用金庫本店の場所ですね。建て替え予定の新築オフィスビルの名称は、「ミレーネT仙台ビル」です。現在は解体が終わり基礎工事の段階です。詳細は別で記事にしましたので見てみてください。

 

3、仙台SSスチールビルを解体→南側の駐車場と土地が一体化、跡地利用は不明

正確には南町通り沿いではないのですが、仙台SSスチールビルというビルが解体中です。場所は先ほどの図では一番左のオレンジの矢印の場所です。

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南町通りの解体現場、仙台SSスチールビルを解体

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南町通りの解体現場、仙台SSスチールビルを解体

仙台SSスチールは、県民共済が入っていたビルです。ここは解体された後に建て替え予定などの表示や情報が無く、跡地利用についてはわかりませんでした。

また現地に行くと、南側の駐車場と土地を一体化させていました。それでも、敷地自体は大きくないので、高層ビルは不可能です。

勝手な希望ですが、さらに周辺のビルを巻き込んだ大規模再開発がされたらいいですね。

4、近くではNTTビルが解体→「NTT仙台中央ビル」建築予定

先ほどの図で一番左下の赤い矢印です。こちらも過去に記事を書いていますので見てみてください。

 

こうしてみると、建物の新陳代謝が進んでることがわかります。まだまだ南町通り沿いには古く老巧化したビルが多く、「せんだい都心再構築プロジェクト」を活用して、建物の集約が進めばいいなと感じます。

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