こんにちは!
仙台市内で最大規模の平面交差点「箱堤交差点」が令和6年度に立体化されます。令和6年度だとあと3年とちょっとです。
「箱堤」と書いて「はこづつみ」と読みます。
この交差点は、なんといっても車線数がとても多い交差点で、話題になりやすい交差点です。
箱堤交差点の現況
地理院地図を見てみます。
南北方向の大きな道路が国道4号です。箱堤交差点から燕沢交差点までの約4.2kmは立体交差化されています。一部を除き片側三車線となっています。
東西方向は「元寺小路福室線」という道路で、仙台中心部の広瀬通りに直結しています。この付近は片側4車線です。
もともと両道路とも車線数が多いのですが、交差点部分は右左折専用車線が加わり、国道4号側北側が側道まで含めると12車線、元寺小路福室線が9車線となっています。
凄いですね。
立体交差完成イメージなど
立体化のイメージも発表されています。
橋脚によって高架化されるのは交差点部分のみとなります。それ以外は盛土で、全体的に山型の立体交差になります。北側の苦竹ICも立体化していますが、同じ高さで続くのではなく、一度下って、再び上るというつくりになります。
車で走る感じだと、結構起伏を感じるかもしれません。
立体化しても、平面交差部の車線数が大幅に減るわけではなく、国道4号北側は側道含めた平面部分は9車線もあります!更に立体部分が4車線なので、合計13車線です。以前よりも車線数は増えますので交通容量が増えます。
国道4号はこの前後の区間は、基本片側3車線なのでそのまま合計6車線が立体化されると思いましたが、立体化されるのは4車線です。交通が集中しそうでやや心配ですが、そうしないと合流分流部分が余計に混雑してしまうのかもしれません。
苦竹ICも最左車線がそのまま分流、合流車線がそのまま最左車線になっており、その間は2車線になっています。
場所
GoogleMapです。
スケジュール
完成は令和6年度となっているので、令和7年3月迄です。
箱堤交差点立体化は確実に渋滞を緩和させるので、期待が大きいです。
仙台の国道4号の交通量は非常に多いのので、欲を言えば南側にどんどん立体化を伸ばしてほしいです。
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