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仙台市では、仙台駅周辺と並ぶ本市都心の拠点である勾当台・定禅寺通エリアで、市役所本庁舎建て替えや定禅寺通活性化、市民広場を含む勾当台公園の再整備等、民間の開発動向にも影響する重要施策が動き出していることから、まちづくりの理念と施策等の方向性を示す、「勾当台・定禅寺通エリアビジョン」の策定に向けた検討を行っています。
この「勾当台・定禅寺通エリアビジョン(中間案)」の中で、勾当台公園周辺のシームレスな利活用空間のイメージを公表しています。
あくまでイメージですが、今後の街づくりの方向性を示しているものと思われ、わくわくしますね。
勾当台公園周辺のシームレスな利活用空間のイメージ
2枚公表されており、まずは1枚目です。
こちらのイメージは市役所本庁舎より南側の望む例です。
勾当台公園市民広場
まず勾当台公園市民広場と市役所間の道路が閉鎖され、市民広場が拡張しています。これは、仙台市役所建て替えで示されている方向性なのでの既定路線ですね。
県庁側の勾当台公園
そして、県庁側の勾当台公園には、ぼやっと丸いイメージがあり、こちらも今後改修等していけたら、ということなのかもしれません。
個人的には、最近他都市で好事例となっているPARK-PFIを取り入れた小規模な施設ができるといいなと思います。今はイベントがないときは、ベンチで休むか散歩をするくらいしかすることがなく話題性のあるスターバックスのような建物でもできれば、ゆっくり快適にくつろぐことが出来そうです。
周囲の建物
周囲の建物は一様にイメージとなっています。この辺りの建物は仙台三越をはじめとして、老巧化の進んだ建物が多く、今後順次建て替えなどで更新されていくでしょう。
市役所建替えが、今の案のまま行けばとても意匠性に富んだシンボリックな建物になるので、周囲の建物が更新されるときは建物の意匠性にこだわってほしいです。
ちなみに仙台市役所の建て替え案は別記事にしていますので、よければ見てみてください。
→仙台市役所本庁舎建替えは、デザインも特徴的な「石本建築事務所・千葉学建築計画事務所設計共同企業体」の技術提案が選定! - いまちず!
特に、仙台三越の東二番丁通を挟んだ向かいの角は現在も駐車場として使われており、シンボリックな建物が期待される敷地です。とは言っても民有地なので、どうなるかはわかりません。
別角度からのイメージ
もう一枚の別角度からのイメージです。
【画像出典】勾当台・定禅寺通エリアビジョン(中間案)に関するご意見を募集します|仙台市
こちらは県庁側の勾当台公園からの西側を見たイメージです。仙台市役所が目立つ色になっていますが、実際に、今の建替え案で進めば、視覚的にもとてもシンボル的な建物になると思われます。
現在の勾当台公園周辺
県庁と市役所があることから、仕事でこの辺りを利用することがある人が多いのではないでしょうか。ですが現実的には、歩行者数がここ数年で減少傾向にあるなど、てこ入れが必要な状況でもありますので、今後に期待したいですね。
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