こんにちは!
北海道新幹線札幌駅ホーム問題の解決が見えてきました。3日に関係4者が協議を開催し方針が明らかになりました。
北海道新聞の記事を紹介します。
新幹線札幌駅4者協議 「東側案」も検討へ ホームの一部延長か
08/04 07:00、08/04 10:54 更新
2030年度に延伸する北海道新幹線の札幌駅のホーム位置について検討する、JR北海道、鉄道建設・運輸施設整備支 援機構、道、札幌市の4者協議の第2回会合が3日開かれ、建設主体の鉄道・運輸機構は、JRが内部で検討中とする案についても、今後の4者協議で正式に検 討する方針を明らかにした。現駅から東側にホームを延ばす「東側案」とみられる。
4者協議は今後、現在の札幌駅に新幹線が乗り入れる「現駅案」や「東側案」などの各案について、工費や工期、利便性の面から比較検討を進め、9月末までに最終結論を出す方針。JRは東側案の細部を詰め、8月中にも事務レベルの協議で提案するもようだ。
会合ではJR側が、現1・2番線を使う「現駅案」の影響緩和策について、当初は93本に上るとされた普通列車などの削減本数が、定期列車14本、臨時列車9本の計23本に軽減されることなどを報告した。
一方でJRの西野史尚副社長は、「現駅案」は列車削減以外にも《1》混雑が増す《2》新千歳空港と札幌を結ぶ快速エアポートを含め、増便が難しい―などの課題があると指摘。JR内部で別の案を検討していると表明した。
これを受け、鉄道・運輸機構の深沢成年新幹線部長は「さらにどんな案があるのかを含めて検討したい」とし、4者協議で正式検討に入る意向を示した。
新幹線駅の案としては、現駅案のほか、駅南側に0番線を新設し1番線と合わせて新幹線用にする案や、JRが検討する別案の「東側案」が挙がる。東側案はこれまで、ホームが創成川を東西にまたぐ形とみられていたが、現駅から創成川の手前で収まる形になるとみられる。
出典:新幹線札幌駅4者協議 「東側案」も検討へ ホームの一部延長か | どうしんウェブ/電子版(経済)
まだ、最終決定までは時間があり、それぞれが独自に検討してきた案をすり合わせているとう状況。三人寄れば文殊の知恵のじゃないですが、少なくとも現時点でわかっている範囲では、当初よりも、札幌駅の現駅案の障壁は減っていますし、東側であったとしても創生川を超えない範囲とする案のため、利用者の使い勝手という視点で見れば、より良い方向に向かっています。
ここまできたら、どんでん返し!はないと思いますので、9月末予定の最終決定が札幌市の都市計画と合致していることや利用者目線に合った4者と市民が妥当だと思える判断になることを期待するばかりです。
写真出典:wikipedia
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